もはや車を使う上で必須装備であるエアコン。今年の夏も非常に暑かったですが、エアコンの調子はどうでしたでしょうか?どうしても年数経過してくると、エアコンの冷えが悪くなったり、風量が低下してきたりと、今までとの変化に気が付くことがあると思います。今回の記事では夏の必需品であるエアコンの効きが悪くなってしまったとき、確認すべきポイントやエアコンメンテナンスについて解説しております。また修理費用がかさんでしまうのもエアコン・・修理するか?代替えするか?の判断についても記事にしておりますので、ご一読ください。
エアコン故障かも!?の前に確認すべき項目3選
いつも通りエアコンを使っているはずなのに、なぜか風が冷たくならない・・そのように感じたことはありませんか?そんなときは、まず次の項目3選を確認しましょう。エアコンの使い方・操作に関わるところになりますが、オートエアコン設定で勝手に切り替わっていたり、ボタンを押し間違えたりしている可能性もございますので。これで改善できれば、点検に出したりする手間も省けると思うので、念のために確認してみましょう。
【内気循環】になっているか?確認する
【内気循環】と【外気導入】の切替はご存知かと思いますが、近年の気温上昇に伴って、【外気導入】にしているとエアコンの冷えがわるくなる場合があります。
- 渋滞路やアイドリング状態の時
- エアコンシステムに経年劣化が見られる車両
- 軽自動車など、元々のエアコン性能が低めの車両
- 外気温もしくは車室内が異常高温
故障や不具合とは言い切れない場合がありますので、まずは【内気循環】にしてみて、変化があるか試してみましょう。
【エアコンスイッチ】がONになっているか
エアコンの冷えが悪い場合、意外にも単純な原因であることがあります。その一つが【エアコンスイッチ】がONになっていない、という状況です。これは主にボタン操作の間違いが原因となっています。エアコンのONOFF状態を知るには、主に次の2つの方法がありますので、確認してみましょう。
- 液晶パネルの「A/C」表示を見る
- エアコンスイッチのランプが点灯しているかを確認する
【アイドリングストップ】をOFFにしてみる
近年の車には【アイドリングストップ】が多く採用されておりますが、ハイブリッドや電気自動車を除くと【アイドリングストップ】してしまうと、エンジン停止に伴ってエアコンコンプレッサーの作動も停止してしまいます。真夏の炎天下や渋滞路などでは、室内温度に影響がでる可能性がありますので、【アイドリングストップ】OFFを試してみましょう。
次からは、考えられるトラブルの原因や対応方法について解説していきます。
風量が低下しているのか?エアコンの冷えが悪いのか?を切り分けて考える
エアコンの効きが悪いと感じたら、まず確認すべきポイントがあります。それは、風量が低下しているのか?エアコンの冷えが悪いのか?を切り分けて考えることです。ご自身で愛車の状態を確認するか、修理工場へ点検依頼をするか、最初にこの判断がある程度できていると、エアコンの修理が必要なのか?修理に必要な費用は?自分でできることは?などの判断がつきやすくなります。
次では風量が低下している場合とエアコンの冷えが悪い場合、それぞれの原因と対策について解説していきます。
風量が低下している場合、まずはエアコンフィルターの点検を!
皆様はエアコンフィルターの定期点検をされていますか?エアコンフィルターは車の外部からのホコリや花粉、その他の微粒子を取り除く重要な役割を果たしています。エアコンを作動させると、送風される空気は必ずエアコンフィルターを通過するので、エアコンの使用時間に応じて、エアコンフィルターは目詰まりしてしまいます。これが風量低下の原因となることもあるので、まずはエアコンフィルターの点検をしましょう。
エアコンフィルターについての詳しい解説は以下の記事になります。参考にしてください!
エアコンの風が弱い?エアコンフィルターの交換方法と必ず注意したいポイント4選について解説! | クルマ×メンテナンス日記 (take-blog.com)
ブロアーファンモーター回転不足の可能性もあり
ブロアーファンモーターとは室内で空気を循環させ、車室内のエアコン吹き出し口から冷・温風を送りだす役割を果たしており、このブロアーファンモーターが風量低下の原因となることもあります。以下に考えられる原因を記載したので、参考にしてください。
- 異物が混入し、ブロアーファンモーターの回転が妨げられている
- モーターの経年劣化による回転数低下
- ブロアーファン電気系統のトラブル発生
エバポレーターのフィンが詰まって風量低下?原因2選
エバポレーターで送風が妨げられてしまう不具合もありますので、原因2選について解説します。
エバポレーターは多くのフィンで構成され、空気と触れる箇所をなるべく増やし、冷却効率を上げるように設計されています。ブロアーファンからの風が冷却されたエバポレーターフィンのすき間を通過すると、冷気となります。このフィン同士のすき間が非常に狭く、エアコンフィルターで捕捉しきれなかった細かいゴミなどが堆積し、目詰まりしてしまうと、ブロアーファンによって送られた室内の空気がエバポレーターを通過できなくなってしまいます。結果として風量低下になってしまう、これが1つ目の原因です。
2つ目の原因はエバポレーターセンサー(以下、エバセンサー)の不具合でエアコンシステム制御をすることができず、エバポレーターが凍結してしまい、風量低下となる場合です。この凍結不具合とゴミによる目詰まり不具合の症状の違いは凍結の場合、エアコン作動に問題がなかったのに、作動時間が一定経過すると発症して風量低下になってしまうところです。エバポレーターフィンにゴミが詰まっていると、つねに風量低下になるので、これが違いです。
エアコンの冷えが悪い場合の考えられる原因は?
エアコンの冷えが悪い、冷風が出ないという症状ならば、以下の不具合原因が考えられます。主な原因と対処方法を以下にまとめました。
エアコンコンプレッサーの作動確認をしてみる
エアコンコンプレッサーとはエアコンガスを圧縮して高温高圧の状態にし、圧送する役割をもった部品です。エアコンコンプレッサーが作動していないと、エアコンガスが循環しておらず、冷風は出ませんので、作動しているかどうかの確認をしてみましょう。
エアコンコンプレッサーは大概、エンジンの補器類として組付けられ、Vベルトによって回転駆動されています。室内側エアコンスイッチをONすることにより、マグネットクラッチがONし、エアコンコンプレッサーが作動しはじめます。マグネットクラッチがONしているか、どうかはマグネットクラッチを目視で点検していると判断できます。
要注意ポイント
【注意!】アイドリング状態でもエンジンルーム内は非常に高温になりますし、万が一エンジンの回転部分に何かが巻き込まれたら、重大な事故になりますので、無理をして点検をしないよう十分に気を付けましょう。
エアコンコンプレッサーの作動点検は以下の手順になります。(一部ハイブリッド車やEVの作動とは異なります)
- エンジンが止まっている状態でボンネットを開ける。
- エアコンコンプレッサーの位置を確認する。暗くて見づらいときはLEDライトなどを使用する。
- エンジンを始動し、アイドリング状態にする。
- 室内側エアコンスイッチをON。
- マグネットクラッチがONしているか、確認する。
エアコンコンプレッサーは常に作動している訳ではない
エアコンコンプレッサーの作動点検の際、注意点があります。室内側エアコンスイッチON=(イコール)エアコンコンプレッサー作動、ではないということです。マグネットクラッチは走行状況や室内温度などによってON/OFFを制御されているので、点検したタイミングによっては、マグネットクラッチOFF・エアコンコンプレッサー作動していないという状態もあります。エンジン・アイドリング状態でもしばらくの間、点検してみてください。
異音が発生していたり、頻繁にON/OFFを繰り返すならば要注意!
エアコンコンプレッサー作動時に、明らかな異音(カチカチ音)が発生していたり、マグネットクラッチがON/OFFを頻繁に繰り返すようでしたら、不具合が発生している可能性があるので、早急にエアコン修理ができる整備工場で点検をしてもらいましょう。
エアコンコンプレッサー作動時に「カチカチ」音が発生
エアコンコンプレッサー内部で異常が発生しているか、エアコンガス量が少なくなっている可能性があります。その状態で使用を続けていると、エアコンコンプレッサー本体が故障するかもしれませんし、内部で金属部品同士が摩耗し、エアコン配管内で目詰まりを起こす原因になりかねません。
マグネットクラッチがON/OFFを頻繁に繰り返す
電気系統トラブルによるマグネットクラッチの制御不具合、もしくはエアコンガス量の異常などが考えられます。この症状も使用し続けると他の不具合を誘発する可能性があります。
エアコンガス補充が効果的なときは?
エアコンの冷えが悪いとき、エアコンガス補充が必要ですと聞いたことはありませんか?確かに経年変化でエアコンガスは少しずつ減少してしまいますが、補充をすれば、エアコンが効くようになるものでもありません。エアコンガスは多すぎても少なすぎても、エアコン効き不良の原因となってしまうので、エアコンが効かない原因をしっかりと診断することが大切です。エアコンガス補充が有効なときは、エアコンガス量が減少していて、著しいエアコンガス漏れが発生していないときなどです。
またエアコンガスは車種ごとに規定量と圧力数値が定められているので、その範囲内で補充することをオススメします。もしエアコンガスを規定量充填してもエアコンの効きが悪いようであれば、その他に原因があると考えられます。
エアコン配管内で目詰まりが発生してしまうと・・・
エアコンガスはエンジンルームから各部品・配管を通って車室内へ入り、またエンジンルームへ戻ります。もしエアコンシステム内のどこかで目詰まりが発生してしまうと、このエアコンガスの循環ができなくなり、エアコン効き不良の原因となってしまいます。ここではエアコンシステムの主要な部品の解説と不具合が発生した場合の症状を解説します。
エキスパンションバルブ
エキスパンションバルブは高温高圧の液体化したエアコンガスを一気に低圧霧状に変換し、急激な膨張により温度を下げる、実際に冷却を担う重要な部品で、室内のエアコンユニット内のエバポレーターに接続されています。この過程でエバポレーターに送られたエアコンガスは気化潜熱の作用で周囲の熱を効率的に吸収し、空間を冷却します。このエキスパンションバルブ内の通路が非常に狭いため、鉄粉やゴミなどが詰まってしまい、エアコンガスが流れなくなってしまうことがあります。部品交換の場合は室内エアコンユニットごと取り外すことになるので、専門的な知識と技術が必要となります。
エバポレーター
エバポレーターは室内のエアコンユニットに設置されており、車室内を冷却・除湿する役割を担っています。エアコンガスが循環するエバポレーター内部の通路も非常に狭いので、鉄粉やゴミなどが堆積してしまうと、エアコンガス循環の妨げになってしまいます。エバポレーターが目詰まりしてしまうようであれば、その手前に装着されているエキスパンションバルブも同時交換となるでしょう。
コンデンサー(レシーバドライヤ一体型を想定)
コンデンサーはエアコンコンプレッサーから圧送された高温高圧の気化したエアコンガスを冷却して、液化する役割を担っております。コンデンサーでエアコンガスの熱をどれだけ放出できるかが、エアコンの冷却効率に影響するため、定期的に放熱フィンなどの点検・清掃をオススメします。また近年はレシーバドライヤやリキッドタンクと呼ばれるエアコンガスをキレイにするフィルターもコンデンサーに取り付けられています。エアコン配管内のゴミなどによる目詰まりを防ぐためには、レシーバドライヤやリキッドタンクのフィルター作用が欠かせません。ただしこれらも劣化してくると、目詰まりの原因となることがありますので、注意が必要です。
メーカーごとの【保証期間延長】を調べてみる
エアコンに限らずですが、不具合が発生したときはメーカーホームページで【保証期間延長】に該当しているか、を調べてみましょう。リコールなどの案内は各自動車メーカーから使用者へ直接案内が届きますが、【保証期間延長】項目に関しては、ホームページ上での発表にとどまることが多く、不具合が発生したとき使用者がディーラーへ連絡および点検依頼をする必要があります。
今回の不具合が【保証期間延長】の内容に一致し、車の年式・走行距離が保証期間内であれば、メーカー保証が受けられる可能性がございます。保証期間外だったとしても、【保証期間延長】がされている内容に関しては、部品の改善などがされている場合が多いので、不具合原因の特定や修理見積もり金額の算定で参考にできます。
不具合原因をつきとめるのと合わせて修理見積もりをとってみましょう。エアコン修理は高額修理になることが多いので、修理か?車を代替えするか?の判断基準にするためです。
エアコンの修理費用ってどれくらいかかるの?
エアコン不調の原因はさまざまで修理箇所や車種によって、修理費用が大幅に変わってきます。もちろん修理費用は安くできればよいですが、実際の作業では再使用不可部品や作業工程上の追加部品などが発生し、それらの追加作業によって耐用年数や性能差につながることもあります。「ここまで作業するなら、こっちも修理しておきたい」ということも十分にあり得ます。
下記は不具合箇所のみを修理した場合の概算金額です。エアコンガスを抜く作業時には真空引きやエアコンガス充填などの作業が必須になり、同時に複数作業を行うとその工程が少なくできたりするので、工賃値引きとなることがあります。整備内容とともに相談することをオススメします。
エアコン・コンプレッサー交換 | 5万円~10万円 |
エバポレーター&エキスパンションバルブ交換 | 5万円~10万円 |
フロアーファンモーター交換 | 2万円~5万円 |
エアコンリレー交換 | 5千円~2万円 |
エバポレーターセンサー交換 | 3万円~10万円 |
コンデンサー交換 | 4万円~10万円 |
この概算修理金額は軽自動車から3,000ccクラスの乗用車を想定しています。参考にしてみてください。
修理見積もりが思ったより高額・・ 修理か?車の売却か?
エアコン修理は複数個所の不具合が発生して修理が必要になったり、作業時間がかかったりなどで、高額になることが多いです。もちろん修理をすれば、今まで通りエアコンを快適に使用できますが、交換や修理をした以外の箇所が故障しないとは言い切れません。
エアコンシステムだけみても構成部品がいくつもあり、それらが正常に機能してはじめてエアコンが効くようになります。今回修理しなかった箇所は間違いなく経年劣化はしており、いずれは修理が必要になってきます。
これは車全体にも言えることです。車はあらゆる部品やセンサーの集合体で、機能上必要のない部品はほぼ取り付けられておりません。これらの部品が全て正常に作動して、安心して運転できる状態になるので、経年劣化や摩擦・摩耗がすすんでくると修理は必然となります。
修理をするならば、車検の残り期間や車の使用予定年数を考える
高額修理が発生したときは、費用や時間を工面したり、次は別のどこかが故障してしまうのではないか?など、いろいろと負担になっていませんか?
車は様々な部品で構成されており、いつかは壊れてしまうので、乗り続けるためにはある程度の修理費用やメンテナンス費用を積み立てておく必要があります。
ここで基準になるのが、車検の残り期間と車の使用予定年数を考える、です。それぞれのポイントについては以下になります。
車検の残り期間を考える
車検は保安基準に適合しているかどうかを定期的に検査するもので、整備費用はもちろん、自賠責保険や重量税もかかってきます。例えば、高額修理が発生してしまったタイミングが
🔸来月に車検満了日になってしまう
🔸先月に車検を受けたばかり
とでは、費用面を含めて先々の見通しがかなり違ってくるはずです。高額修理をするかは、車検の残り期間も確認しましょう。
車の使用予定年数を考える
車種や保有台数は使用状況やライフスタイルの変化、家族構成などにより、その時期の最適があり、数年先を見据えて予定を立てていると思います。ただし車は使い続けると、突発的に故障してしまったり、タイヤやバッテリーなどのように摩耗・劣化していく部品が多くあります。例えば今月はエアコン修理、来月はタイヤとバッテリー交換、など続いてしまうと代替え機会を逃して、修理・メンテナンスをし続けることになりかねません。車の使用予定年数を考えながら、修理をするべきかを決定していきましょう。
車の売却をするとき、まずはネットで買取り価格の相場を知ろう!
車の修理金額と将来を考えて、売却・代替えを検討することになったとき、まずは買取り価格の相場を調べましょう。これはネットで簡単にわかるので実際に調べてみましょう。全体の相場感を知っておかないと、いざ買取り価格を提示されたとき、比較判断ができないためです。
ネットで買取りの相場を調べるには車買取相場データベースがオススメです。
車買取相場ベースのオススメポイント3選
- 簡単な車両データの入力だけ!
- 個人情報の入力不要だから、しつこい電話も無し!
- おおよその相場感をつかむには最適
時間があれば、実際の中古車販売価格を調べるのもオススメです!
相場感がつかめたら、実際に買取りのため、査定をしてもらいましょう。ネットで「車 買取」で検索してみると、たくさんの業者が出てくるはず・・迷ったら一括車買取査定 MOTAで査定依頼をしてみましょう。
一括車買取査定 MOTAのオススメポイント4選は以下になりますので、ぜひお試しください。
一括車買取査定 MOTAのオススメポイント4選
- やりとりするのは上位3社だけなので、電話対応が最低限で済む
- 最大20社の概算査定額がわかる
- 最大20社が競うから高く買い取ってくれる
- 査定額がWEBにて確認できる
「なるべく高額で買い取ってもらいたい」と考え、一括査定を多数の会社へ依頼するのはオススメしません。営業の電話やメールが頻繁にくることになり、かなりの手間になります。ただし、会社によっては買取り価格に差が出るのも事実なので、効率よく高く買い取ってくれる会社を探すことが大切です。
まとめ
今回の記事のまとめです。
エアコンの効きがわるい?と感じたら、まずは車の操作でできることを確認してみましょう。
エアコン故障かも!?の前に確認すべき項目3選
- 【内気循環】になっているか、確認しましょう。
- 【エアコンスイッチ】がONになっていますか?
- 【アイドリングストップ】をOFFにしてみましょう。
エアコンの効きが悪い原因を突き止めるため、今の状態を確認しましょう。
風量が低下しているのか?エアコンの冷えが悪いのか?を切り分けて考える
- 風量が低下している場合、まずエアコンフィルターの点検を!
- エアコンフィルターの目詰まりが発生すると、風量低下につながります。定期的に点検しましょう。
- ブロアーファンモーター回転不足の可能性もあり
- ブロアーファンモーター本体の不具合により、風量低下することもあります。
🔸モーター経年劣化による回転数低下
🔸異物がブロアーファンに混入し、回転の妨げになっている
🔸ブロアーファン電気系統のトラブル
- エバポレーターのフィンが詰まって風量低下?原因2選
- エバポレーターフィンの目詰まりによって風量低下が発生することがあります。
🔸ゴミや埃などがフィンに付着し、物理的な目詰まり
🔸エバポレーターの温度センサー不具合による一時凍結が発生
エアコンの冷えが悪い場合の考えられる原因は?
- エアコンコンプレッサーの作動確認をしてみる
- エアコンが機能しているということは、マグネットクラッチがONして、エアコンコンプレッサーが作動していることになります。そのマグネットクラッチのON/OFF状態は目視で確認できるので、点検してみましょう。
- エアコンガス補充が効果的なときは?
- エアコンが効かない=エアコンガス補充が必要、ではありません。車のエアコンシステムを点検したうえで、エアコンガスが微量に減少しているときは補充は効果があります。ただしエアコンガスの規定量は必ず守るように!
- エアコン配管内で目詰まりが発生してしまうと・・・
- エアコンガスが循環できなくなってしまい、エアコン効き不良になります。エアコン構成部品で配管詰まりが発生する可能性のある部品と不具合発生メカニズムの解説になります。
🔸エキスパンションバルブ
🔸エバポレーター
🔸コンデンサー(レシーバドライヤ一体型を想定)
メーカーごとの【保証期間延長】を調べてみる
エアコンに限らず、不具合が発生した場合はメーカーホームページで【保証期間延長】となっていないかを確認しましょう。もし【保証期間延長】の不具合内容と一致していて、保証対象期間内であれば、無償で修理できる可能性があります。リコールなどとは違い、保証期間が設けられているので、超過してしまうと無償修理はできなくなりますが、不具合原因の特定をするための情報として参考にできます。
エアコンの修理費用ってどれくらいかかるの?
- エアコン修理には真空引きやエアコンガス充填などの作業が必須
- エアコンシステム内の同時作業であれば、重複作業が発生することがあり、値引きになるかも?
- 不具合箇所によりますが、20,000円以上の修理になることが・・・
修理見積もりが思ったより高額・・ 修理か?車の売却か?
エアコン修理は複数箇所の修理が必要になったり、作業時間がかかったりで高額になることが多いです。またエアコン以外でも車は消耗部品が非常に多いので、経年劣化や摩擦・摩耗による修理費用がかさんでいってしまいます。
- 修理をするならば、車検の残り期間や車の使用予定年数を考える
- 高額修理をするときは、「これで本当になおるのだろうか?」や「次は別の箇所が故障するのでは・・」などと不安になりませんか?ここで基準になるのが、車検の残り期間と車の使用予定年数を考えるです。費用と使用年数から、修理をして車を使い続けるか?などの判断材料にしていきましょう。
車の売却をするとき、まずはネットで買取り価格の相場を知ろう!
- 車買取相場データベース
- 車の売却をするときは、ネットで買い取り価格の相場を調べましょう。車を売却するとき、提示された価格が高いか、安いかの判断をある程度つけるためです。
オススメは車買取相場データベースなど、車両データをある程度入力すれば金額がわかるところです。個人情報の入力を求めてくるサイトだと、かなりの確率で営業電話やメールが頻繁にくることになってしまうので。また、実際に販売されている中古車価格も参考になります。
- 一括車買取査定 MOTA
- 相場感がつかめたら、買取りのために査定をしてもらいましょう。業者選びで迷ったら一括車買取査定 MOTAで査定依頼をしてみましょう。
一括車買取査定 MOTAではお客様の手間をあまりかけず、できるだけ高額で買い取ってもらえる仕組みになっていますので、ぜひお試しください。